ペットの輸送


デルタ航空では当面、ペットの輸送は所属部隊変更などの有効な転属命令をお持ちの現役米軍関係者または現役米国国務省の海外勤務職員(FSO)に限定して許可しており、それ以外は一時的に停止する禁輸措置をとっております。ペットの輸送をご希望の現役米軍関係者またはFSOのお客様は、デルタカーゴのカスタマーサービスセンター(1-800-352-2746、リレーサービスのご利用は711をダイヤル)までご連絡ください。ペットを輸送される際には、転属命令のコピーをご提出いただく必要があります。

貨物として輸送されるすべての動物には、既存の動物の輸送に関するポリシーが適用されます。予めご了承ください。

ペットの輸送


上記のペット輸送要件を満たしている、ソフトタイプのペット用ケージやクレートに収まらない大きさのペットにつきましては、デルタカーゴでのペット輸送が可能です。デルタカーゴでは、輸送されるすべてのペットのニーズに対応する、安全で信頼できるペット輸送サービスを提供しています。ペット輸送を手配するために当社にご連絡いただく前に、次のガイドラインをご確認ください。

  • ペット輸送のご予約は、お客様のフライト予約とは別に、デルタカーゴのカスタマーサービスセンター(1-800-352-2746、リレーサービスのご利用は711をダイヤル)にてお電話で承ります。追加の手数料および料金が適用されます。機内に同伴することができない介助犬には例外が適用されます。
  • 貨物として輸送されるペットは、ご出発の14日前にならないとご予約いただけません。
  • お客様と同一のフライトもしくはフライトスケジュールでのペットの輸送は保証いたしかねます。
  • The acceptance cut-off times for domestic travel is 2.5 hours prior to departure and 4 hours prior to departure for international travel. All animal shipment information must be in our system prior to the acceptance cut-off time. Arrival close to or after the cut-off time will warrant rebooking.
  • ペットのお預けおよびお引取りは、デルタカーゴの施設で行っていただく必要があります。ご搭乗の際のお客様のチェックイン場所とは異なりますのでご注意ください。 
  • Pets must arrive at the cargo facility 4 to 6 hours prior to scheduled departure for domestic travel and 6 hours prior to departure for international travel.
  • デルタカーゴでは、国際線をご利用のお客様に、国際ペット・動物輸送協会(IPATA)公認のペット輸送業者をご利用いただくことを義務付けております。

保健衛生上の要件


ペット輸送に関する要件:

  • ペットは、IATA(国際航空運送協会)動物規定(IATA-LAR)の最新版のコンテナー要件1に準拠した輸送用クレート/コンテナーで輸送する必要があります。輸送用クレート/コンテナーは、ペットの頭や体が天井や側面に接することなく、足を真っ直ぐにして立ったり座ったり、立ったまま方向転換したり、横たわったりといった動作を自然に行うことができる十分な大きさでなければなりません。
  • IATA-LARに準拠したクレート/コンテナーを確保したら、輸送前にペットをクレート/コンテナー内で過ごせる状態に慣れさせておく必要があります。慣れるまで数週間から数か月かかる場合がありますのでご注意ください。
  • ご出発前10日以内に、米国農務省(USDA)認定獣医師または獣医当局が発行する、ペットを貨物として空輸することが医学的に適切であることを認める健康診断書を取得していただく必要があります。国際輸送の場合は、ご出発前10日以内にUSDA認定獣医師または獣医当局の署名入りあるいは承認を受けた国際健康診断書が必要です。

発生し得るリスクについて

貨物機による輸送は、ペットにとってはストレスとなり得ます。知らない環境や人、不慣れな動きによって及ぼされる影響は、動物により異なります。病気、怪我、脱走、または稀に死亡につながるリスクがあることを予めご理解ください。ペットの健康診断書を取得する際に、飛行機による輸送中に発生し得るリスクについても担当獣医にご相談いただきますようお願いいたします。ペットの既往歴や不安障害など、輸送中に悪化する恐れのある要因を十分に考慮してください。獣医に相談する際に留意すべき点は、ペットの年齢と品種です。

  • ペットの年齢:品種によって寿命は異なるため、空輸に際する年齢上限は設けていません。ただし視覚や聴覚の障害、心臓病、肝臓病、腎臓病、がん、関節炎、糖尿病、老衰、衰弱は、高齢の動物に影響を与えることがよくあります。空輸によるストレスやペットの年齢が及ぼす影響について、事前に担当獣医にご相談ください。
  • 品種: 短頭種(しし鼻・短鼻)またはその品種が混ざっている犬や猫は、デルタ航空およびデルタ・コネクション航空のフライトをご利用いただけません。デルタカーゴのサイトで、フライト利用が禁止されている犬および猫の品種一覧をご確認ください。

動物チェックリスト&餌の与え方

ペットをお預けいただく際に、チェックイン前4時間以内にペットに餌と水を与えたことを確認する動物チェックリストへのご記入が必要です。輸送中に給餌が必要な場合は、24時間にわたる餌と水の与え方の指示をご記入いただいたうえで、餌もご用意いただく必要があります。

精神安定剤&鎮静剤

空輸中にペット用の精神安定剤や鎮静剤を使用した場合、予期せぬ事態が発生する可能性があります。また、ペットの犬猫への鎮静剤の投与は禁止されています。これには、ペットに鎮静作用をもたらす医薬品も含まれます。

天候に関する要件


輸送中のペットの安全を確保するため、デルタ航空ではペットの輸送に関して季節による制限を設けており、悪天候下でのペットの輸送は行っておりません。これには、ペットが輸送されるすべての地点において、地上気温が華氏80度(摂氏27度)を超える場合や華氏20度(摂氏マイナス7度)を下回る場合が含まれます。気温が華氏20度(摂氏マイナス7度)から華氏45度(摂氏7度)となる場合、輸送ペットの順応診断書(certificate of acclimation)が必要となります。