バンクーバー(YVR)行きフライト


ブリティッシュコロンビア州の西岸に位置するバンクーバーは、賑やかで活気あふれる港町。ノースショアの山々や雪をかぶったベイカー火山を望むこの街は、文化も豊かで、音楽や演劇、視覚芸術などが盛んです。北米先住民族の工芸品を集めた素晴らしいコレクションが収蔵されているUBC人類学博物館にも、ぜひ足を運んでみてください。

バンクーバー国際空港(YVR)は、バンクーバー中心部から7.5マイルの距離にあるシーアイランドに位置。デルタ航空など北米地域の航空会社をはじめ、国内外の航空会社50社以上が運航しています。カナダ国内で2番目に発着便の多い空港で、3つのターミナルがあります。

メインターミナルは国際線ターミナルと国内線ターミナルに分かれており、歩道橋で2つのターミナルを行き来できるようになっています。国内線ターミナルには3つのコンコース、国際線ターミナルには2つのコンコースがあります。南ターミナルからは、2つの地域航空会社のフライトが発着しています。

A&W、バーガーキング、グリーンビーン カフェ、ハナミ エクスプレス、コーホー レストラン&バー、モンクズグリルなど、食事も充実。待ち時間には、ブルックス ブラザーズ、ボッテガ・ヴェネタ、バーバリー、カルティエ、デシグアル、グッチ、エルメスなどでショッピングをどうぞ。

  • タクシーは、国内線および国際線の到着エリア2階から乗車できます。
  • 電車を利用する場合は、カナダラインが便利。バンクーバーのさまざまな場所にアクセスできます。到着エリアを出たら、カナダラインの案内表示に従い、エレベーターまたはエスカレーターに乗ってホームに進んでください。
  • レンタカー会社のカウンターはターミナルの外、駐車場にあります。

バンクーバーでぜひ訪れたいのが、UBC人類学博物館。北西部の先住民文化を中心に、世界各地の多様な文化に焦点を当てた博物館です。ブリティッシュコロンビア大学内にあるこの博物館は、2010年に大規模な拡張工事を実施。2017年には、北西岸地域の優れた作品を集めたギャラリーがオープンしました。教育施設としても利用されており、研究所や図書室、記録保管所、保管施設などもあります。

広大な都市公園であるスタンレーパークは、多様な生態系を楽しめる環境が魅力。たくさんのアトラクションがあるので、1日中楽しめます。5マイルにおよぶ防波堤に沿ってサイクリングや散策、ジョギングをしたり、緑豊かな森や山々、バンクーバー ハーバーの眺めを堪能してみましょう。木々に囲まれた小道をハイキングしたり、電車に乗ったり、ビーチに行ったり、プールで泳いだり、屋外で食事をしたり、トーテムポールを眺めたりと、多彩なアクティビティが揃っています。

また、バンクーバーといえば、クラフトビール。市内には30以上の醸造所があり、地元のビールを味わえるパブも無数にあります。33エーカー ブリューイングカンパニー、アリバイルーム、タップ アンド バレル、ブリュワリークリーク、パウエル ブリュワリーなどをめぐって、試飲ツアーはいかがですか。

シャングリ・ラ ホテル バンクーバーは、バンクーバーで最も高いビルに位置するラグジュアリーホテル。開放感あふれるアトリウムにはシャンデリアが飾られ、床から天井まで届く大きな窓からは街を見渡す見事な眺望が広がります。またホテル内には、有名シェフのジャン・ジョルジュ・フォンゲリヒテンが手掛けるレストラン、マーケット BY ジャン ジョルジュがあります。

クルーズ船ターミナルの正面にあるのは、ザ フェアモント ウォーターフロント。このホテルからは、ハーバーだけでなく、ノースショアの山々を望む美しい眺めを堪能できます。温水プール、ジム、レストランといった施設も充実。3階にある養蜂場と庭園を1時間ほどでめぐる「ビー ツアー(ミツバチツアー)」も要チェックです。

太平洋岸北西部のアートや文化を満喫するなら、スクエシェーズ ロッジへ。40フィートのトーテムポールや、アボリジニのアートを展示したロビーギャラリーのほか、客室にも民族芸術の作品が飾られています。レストランやラウンジ、フィットネスセンターといった設備はもちろん、文化アクティビティも揃っています。

バンクーバーは、地中海性気候に近い、穏やかな海洋性気候。夏は温暖で比較的湿度が低いですが、他の季節にはかなり雨が多いのが特徴です。最も暑い時期は7月と8月で、平均最高気温は約72度、平均最低気温は華氏57度前後です。最も寒い時期は12月と1月で、平均最低気温は華氏34度前後、平均最高気温は45度前後です。

年間の平均降水量は50インチ。平均降雪量は、15インチとなっています。最も雨が多い時期は10月から4月で、平均降雨量は月に15〜20インチに達します。