デルタ航空のパイロット採用情報

パイロットへの道を応援するプロペル・プログラム


デルタ航空のコックピットへの道はここから始まります。プロペル・プログラムでは、パイロットとしてのキャリアを目指す近道となる次の3つのキャリアパスが用意されています。志願者のタイプ別に「大学生向け(Collegiate)」「社員向け(Company)」「認定フライトインストラクター向け(CFI:Certified Flight Instructor)の3つのルートです。どのルートにも、スムーズなキャリアパスが用意されており、あらゆる段階でデルタ航空のパイロットの指導を受けながら成長することができ、デルタ航空およびデルタ航空の完全子会社、エンデバー航空の有資格者向け求人(QJO)のオファーを受けることができます。

プロペル・プログラムの最大のメリットは、プロペルで面接を1回パスするだけで、エンデバー航空での勤務を経て、最終的には主要航空会社であるデルタ航空での雇用へとつながる、シンプルかつスムーズなキャリアパスの機会が与えられることです。最初から最後までデルタ航空の全面的なサポートを受けられるほか、キャンパスやデルタ航空本社で開催される特別イベントに参加することで、航空業界に関する知識を深め、リーダーシップスキルを高めることができます。さらに、デルタ航空の現役パイロットから個別指導を受けることもできます。

大学生向けパイロットキャリアパス


デルタ航空は、一部の大学の学生とデルタ航空の提携組織のメンバー向けに、パイロットキャリアパスを用意しています。優秀な志願者は、デルタ航空パイロットへのスムーズなキャリアパスとなる有資格者向け求人(QJO)のオファーを受けることができます。

デルタ航空は、次世代の学生たちに質の高い飛行訓練を提供し、機会を確保することの重要性を理解しています。プロペル・プログラムに参加するパイロットには、自身が訓練を受けた大学でインストラクターを務めながら飛行時間を重ねることが期待されています。プロペル・プログラムに選ばれた大学生の参加者には、デルタ航空の完全子会社、エンデバー航空の条件付き採用枠が確保されています。

提携大学

デルタ航空は現在、以下の航空大学と提携しています。

プロペル・プログラムのお申し込み手続きには2つのステップがあります。

  1. すべての資格条件を満たしていることを示すタレントプロフィールを提出します。
  2. 申込書に必要事項をご記入の上、提出してください。

提出された申込書は審査にかけられます。一旦提出すると申込書の内容を変更することはできません。提出前に記載内容をよく確認されることを強くお勧めします。

大学生向けパイロットキャリアパスに応募するには、デルタ航空と提携している上記の教育機関にて、R-ATP資格の取得が可能な専攻科の在籍者または新卒者である必要があります。当プログラムは、卒業校にてフライトインストラクターとして就職することを希望する大学3・4年生ならびに卒業後6か月以内の新卒者が対象となります。パイロットは、最低でも自家用操縦士(Private Pilot)資格を所持し、提携校にてPart-141フライト課程を追加で少なくとも1つ修了している必要があります。プロペルに参加するには、パイロットは第一種航空身体検査証明が必要です(注:第一種が失効し、第二種または第三種になっていても構いません)。持参人の米国への自由な出入国(複数の再入国ステータス)を可能にする有効なパスポートまたはその他の旅行書類を所持している、または取得が可能であり、なおかつ米国での合法的な労働資格がある(適切な就労許可証を所持している)必要があります。

デルタ航空は、6つの提携組織のメンバー向けにキャリアパスを提供しています。優秀な志願者は、デルタ航空パイロットへのスムーズなキャリアパスとなる有資格者向け求人(QJO)のオファーを受けることができます。

対象者:

指名候補者は提携組織から紹介コードを受け取り、そのコードをタレントプロフィールに記載して提出する必要があります。

プロペル提携組織パスに応募するには、6つの提携組織(リストを参照)のうちの1つから指名される必要があります。その他、以下のような要件があります。

  • R-ATP資格の取得が可能な専攻科の在籍者または新卒者であること
  • 卒業校にてフライトインストラクターとして就職することを希望する大学3・4年生ならびに卒業後6か月以内の新卒者であること
  • 自家用操縦士資格
  • 母校にてPart-141フライト課程を少なくとも1つ修了していること 
  • 第一種航空身体検査証明(注:第一種が失効し、第二種または第三種になっていても構いません)
  • 持参人の米国への自由な出入国(複数の再入国ステータス)を可能にする有効なパスポートまたはその他の旅行書類を所持している、または取得が可能であり、なおかつ米国での合法的な労働資格を有する(適切な就労許可証を所持している)こと

提携組織向けキャリアパスにご興味がある方は、各組織にお問い合わせの上、指名についてご確認ください。

デルタ航空で現在インターンとして働いている方および過去2年以内にインターンを行った方は、デルタ航空のパイロットになる夢を追い求めることができます。デルタ航空のプロペル・プログラムは、飛行資格を取得し、経験を積み、デルタ航空のパイロットに必要なすべての要件を満たすための明確かつスムーズなルートを提供します。

デルタ航空でのインターンシップに関する詳細や応募については、学生・アーリーキャリアのページをご覧ください。

対象

デルタ航空で現在インターンとして働いている方および過去2年以内にインターンを行った方が、キャリアパスに応募するには、以下の要件を満たす必要があります。

  • 適正な契約状態にあること、または適正な契約状態でインターンを終えていること
  • R-ATP資格の取得が可能な専攻科の在籍者または新卒者であること
  • 卒業校にてフライトインストラクターとして就職することを希望する大学3・4年生ならびに卒業後6か月以内の新卒者であること
  • 自家用操縦士資格
  • Part-141フライト課程を少なくとも1つ修了していること
  • 第一種航空身体検査証明(注:第一種が失効し、第二種または第三種になっていても構いません)
  • 持参人の米国への自由な出入国(複数の再入国ステータス)を可能にする有効なパスポートまたはその他の旅行書類を所持している、または取得が可能であり、なおかつ米国での合法的な労働資格を有する(適切な就労許可証を所持している)こと

よくあるご質問:

Q: このパイロットパスウェイに参加するには、インターン生は提携大学に入学する必要がありますか?

A: このパスは、プロペルの提携大学に通っていないデルタ航空のインターン生のためのプログラムです。プロペルの提携大学に通っている方は、大学生向けパイロットキャリアパスにお申し込みいただくようお願いしています。大学生向けパスもインターンパスも、選考プロセスは同じです。

認定フライトインストラクター(CFI)向けキャリアパス


最新のCFI向けキャリアパスは、以下の3つのプロペル提携航空学校のCFIに適用されます。ATP、スカイボーン・エアライン・アカデミー、FLYTアビエーション優秀な志願者は、デルタ航空パイロットへのスムーズなキャリアパスとなる有資格者向け求人(QJO)のオファーを受けることができます。

デルタ航空の飛行訓練パートナー:

  • 提携航空学校からの推薦
  • 提携航空学校で計器飛行証明(Instrument Rating)、事業用操縦士資格(Commercial Pilot Certification)、認定フライトインストラクター(CFI)の資格を取得していること(提携校以外で取得した自家用操縦士資格でも可) 優先
  • CFIとして雇用され、提携航空学校で積極的に指導を行い、500~1,250時間の飛行経験があること
  • 第一種航空身体検査証明(注:第一種が失効し、第二種または第三種になっていても構いません)
  • 持参人の米国への自由な出入国(複数の再入国ステータス)を可能にする有効なパスポートまたはその他の旅行書類を所持している、または取得が可能であり、なおかつ米国での合法的な労働資格を有する(適切な就労許可証を所持している)こと 
  • (デルタ航空の現従業員) - デルタ航空の現役社員として2年(合計24か月)経過しており、過去6か月間現役社員であったこと。勤務状態が良好であること

プロペル・フライト・アカデミー


プロペル・フライト・アカデミーは、多様なバックグラウンドを持つ人々に焦点を当て、デルタ航空の提携組織からプロペル・プログラムに推薦された一部の志願者を受け入れる場所です。これらの志願者はプロペル奨学金の対象となります。

操縦訓練生は、フロリダ州ベロビーチにあるデルタ航空の優先飛行訓練パートナーであるスカイボーン・エアライン・アカデミーで、自家用操縦士(Private)、計器飛行証明(Instrument)、事業用操縦士(Commercial)、認定フライトインストラクター(CFI:Certified Flight Instructor)の資格を取得することになります。優秀な訓練生には、スカイボーンのCFI職での採用、CFIIやMEIの資格取得に向けたスカイボーンからの全額支援、高収入および飛行経験1,500時間に達するまでの民間医療保険が提供されます。プロペル・フライト・アカデミーを修了したパイロットは、エンデバー航空での乗務経験を経て、デルタ航空のパイロットへのキャリアパスを達成します。

プロペル・フライト・アカデミーに応募するには、デルタ航空の提携組織(上記に挙げたものを含む)のうち1つから指名される必要があります。その他、以下のような要件があります。

  • 第一種航空身体検査証明
  • 持参人の米国への自由な出入国(複数の再入国ステータス)を可能にする有効なパスポートまたはその他の旅行書類を所持している、または取得が可能であり、なおかつ米国での合法的な労働資格を有する(適切な就労許可証を所持している)こと

社員向けパイロットキャリアパス


デルタ航空の社員は、キャリアを転向し、デルタ航空のパイロットになる夢を追い求めることができます。デルタ航空のプロペル・プログラムは、飛行資格を取得し、経験を積み、デルタ航空のパイロットに必要なすべての要件を満たすためのスムーズなルートを提供します。

デルタ航空のパイロットへの道のりは厳しいものですが、私たちがあらゆる段階で皆様をサポートします。プロペルの社員向けキャリアパスに参加するパイロット一人ひとりに、デルタ航空の現役パイロットがメンターとして指導を行います。また、参加パイロットは全員、長期休暇プログラム(LOA)を利用することができます。

社員向けパイロットキャリアパスの志願者は全員、デルタ航空の現行のパイロット採用要件を満たし、採用試験に合格する必要があります。社員向けパイロットキャリアパスの選考対象となるには、適正な契約状態にある社員であり、以下の要件を満たしている必要があります。

  • デルタ航空の現役社員として2年(合計24か月)経過しており、過去6か月間現役社員であったこと。勤務状態が良好であること
  • 米国連邦航空局(FAA)の自家用操縦士資格・固定翼(Private Pilot Certificate, Fixed Wing)を有していることが望ましいが、事業用操縦士資格・単発エンジン・固定翼(Commercial Pilot Certificate, Single Engine-Fixed Wing)より高度な資格を所持していないこと
    • 提携校「カンパニー・パスウェイ」に通っている場合、取得できる資格の上限は事業用単発エンジン操縦士資格となります。
    • まだ提携校に通っていない場合、取得できる資格の上限は自家用操縦士資格となります。
  • 固定翼機での総飛行時間が100時間(推奨)に達していること
  • 有効なBiennial Flight Review(BFR)を有していること(該当する場合)
  • 4年制大学の学位を取得していること(推奨)
  • 面接日までにFCCが発行する無線通信士証明書を取得すること
  • 現在の健康状態がわかるFAA航空身体検査証明書(ファーストクラス)
  • 重罪を犯していないこと
  • 過去10年以内に飲酒・薬物運転をしていないこと
  • 本プログラム以外でデルタ航空のパイロット職の採用面接を受けたことがないこと

プロペル社員向けキャリアパスについて詳しくは、DeltaNetをご覧ください。

プロペル・プログラムのお申し込み手続きには2つのステップがあります。

  1. すべての資格条件を満たしていることを示すタレントプロフィールを提出します。
  2. 申込書に必要事項をご記入の上、提出してください。

プロペル社員向けキャリアパスの応募者は、上司や同僚からの推薦状も提出する必要があります。提出された申込書は審査にかけられます。一旦提出すると申込書の内容を変更することはできません。提出前に記載内容をよく確認されることを強くお勧めします。

一般的なよくあるご質問


プロペルは、そんなあなたにぴったりのプログラムです。デルタ航空は、次の10年で世界各地で毎日運航する当社のフライトに乗務するパイロットを数千人採用する予定です。パイロットはやりがいがあり、高い報酬が得られる仕事です。パイロットを目指す方には、最寄りの空港でディスカバリーフライト(遊覧飛行)を体験したり、利用可能なオプションを探ってみることをお勧めしています。デルタ航空のプロペルは、デルタ航空のコックピットへの近道を提供するキャリアパス・プログラムです。 
デルタ航空のプロペルは、効率よくキャリアを形成し、さまざまなサポートを受けられるようにするためのものです。プログラムに参加しないことを決めた方や不合格となった方でも、来期以降または社会人経験を積んだ後に、デルタ航空に応募することができます。ぜひ挑戦してください。

有資格者向け求人(QJO)は、志願者がデルタ航空のプロペル・プログラムの全カリキュラムを修了したことを条件とするデルタ航空パイロットの条件付き採用枠です。QJOには以下が含まれます。 

  • デルタ航空へのスムーズなキャリアパス
  • 高度なエンゲージメント・コミットメント(メンターによる個別指導、オンサイトイベントなど)
プロペル・プログラムは、1回の面接をパスするだけで主要航空会社であるデルタ航空のパイロットへのキャリアパスを提供し、すべてのプロペル・プログラムのパイロットにエンデバー航空の採用枠を確保することで、地域航空会社での求職活動中に直面する障壁を取り除きます。ATPの最低条件に達すると、エンデバー航空に就職でき、エンデバー航空のキャリア・アドバンス・プログラム(CAP)を通じてデルタ航空のパイロットを目指します(CAPでは、機長として24か月以上現役勤務する必要があります)。
プログラムの期間中、一人ひとりにメンター(デルタ航空の現役パイロット)が割り当てられます。プログラムの目標/ゲートウェイを順調に達成していることを確認するために、規定のスケジュールでメンターによる確認と指導が行われます。さらに、飛行訓練中や操縦指導中だけでなく、デルタ・コネクション航空会社で飛行している間もメンターのサポートを受けることができます。
優秀なプロペル・プログラムのパイロットは、デルタ航空に配属されるまでに、エンデバー航空のキャリア・アドバンス・プログラム(CAP)に含まれる一般(General)、実績(Performance)、プロ意識(Professionalism)の資格要件をすべて満たす必要があります。CAPについて詳しくは、こちらをご覧ください。
 デルタ航空のパイロットになるための最低要件をすでに満たしている方は、Airline Appsを通じて応募することができます。
詳しい情報が必要な場合

ご質問あるいは当社のチームへのお問い合わせは、直接Eメールをお送りください。当社よりご連絡差し上げます。

デルタ航空は、障がい者/退役軍人を含む雇用機会の均等を保証しています。

デルタ航空は雇用機会の均等および積極的優遇措置を保証し、資格を有する障がい者および傷痍軍人の応募手続きにおいて合理的な適応措置を講じています。対象となる方で、このサイトから募集中の職種にアクセスしたり、デルタ航空のオンラインシステムから求人に応募することができない、または困難な方、あるいは選考過程において当社からの求めに応じることができない、または困難な方は、合理的な適応措置を求めることができます。合理的な適応措置をお求めの方は、ここをクリックしてください。