禁止品目および制限品

自動車、家庭用品、個人用電子機器 


機械の部品や家庭用洗浄剤などのその他の品目をお持ち込みになる場合、旅行前にこちらをご確認ください。デルタ航空ではさまざまな品目を受託手荷物としてお預かりしておりますが、サイズや安全上の規制によりお持ち込みを禁止している品目もございます。

自動車

一般的に、自動車や車両の部品については、完全に洗浄されて燃料が含まれず、その痕跡もないものに限り、機内持ち込みまたは受託手荷物の中に入れることが認められます。自動車用エンジンの部品は、元の箱に梱包され、ガソリンやオイルなどの危険な化学物質が存在しない場合に限り、受託手荷物の中に入れることができます。

特定の自動車用部品に関する詳細は以下の通りです

手荷物に入れようとしている車両用部品が使用済みであったり、危険物の残留物や蒸気を完全に取り除けるかどうか分からない場合は、小包配送サービスを利用して目的地まで発送することをお勧めします。

  • ショックアブソーバー:高圧ガスが封入されたものは、受託手荷物の中に入れることができません。高圧ガスが封入されていないものであっても、オイルやガソリンの残留物または蒸気が残っている場合は危険物と見なされ、受託手荷物から取り除かれます。
  • 自動車用バッテリーおよび車両用エアバッグ:米国連邦航空局(FAA)の規定により、機内持ち込み手荷物、受託手荷物のいずれにおいても禁止されています。


一般的に許可されている品目でも、追加のスクリーニングの対象となることがあり、スクリーニングの段階で警報が鳴ったり、不正に改造されたとみられる場合、その他セキュリティ上の懸念がある場合には、チェックポイントを通過できないことがあります。セキュリティ上の理由により、航空機への積載を許可するかどうかについての最終決定権はTSAにあります。

家庭用品

エアゾールスプレー(例:スプレー式の消毒剤や洗濯糊)、漂白剤、洗浄溶剤、排水管洗浄剤、殺虫剤は輸送が禁止されています。

携帯用電子機器

リチウム金属電池またはリチウムイオン電池を内蔵した機器(ノートパソコン、スマートフォン、タブレットなど)は、機内持ち込み手荷物として輸送してください。受託手荷物には入れないでください。受託手荷物に入れることができない場合は、機器が不意に起動しないように、スリープモードでななく完全に電源を切り、破損しないようにきちんと収納してください。

お客様お一人がお持ち込みいただける予備のPEDは最大15個までです。

破損または欠陥がある、あるいはリコールの対象となるリチウム電池は、機内持ち込み手荷物または受託手荷物としてお持ち込みいただくことはできません。リコールの対象となる電池や電池システムに関するその他の情報につきましては、消費者製品安全委員会のウェブサイトでご確認いただけます。

スマートバゲージ

昨今、「スマートバゲージ」と呼ばれるリチウム電池を搭載した革新的な手荷物が開発・販売され、一般旅行者向けにも売り出されるようになりました。これらの機器には、リチウム電池やモーター、モバイルバッテリー、GPS、GSM、Bluetooth、RFID、Wi-Fiなどのテクノロジーが使用されています。リチウム電池が内蔵されていると規制上のさまざまな要件に違反する場合があるため、適用される規定で認められている場合でも、これらの手荷物の取り扱いには細心の注意を払う必要があります。

「スマートバゲージ」とは以下のような機能を備えた手荷物を指します。

  • 一人用の乗り物や立ち乗りスクーター、座って利用する乗り物に使用されるリチウムイオン電池およびモーター。これらの機器は移動補助機器の条件を満たしません。
  • 携帯電話やタブレット、ノートパソコンなど、他の電子機器を充電することができるリチウムイオン電池搭載のモバイルバッテリー
  • GPS機能搭載機器(GSM対応/非対応を問わず)
  • Bluetooth、RFID、Wi-Fi機能
  • 電子手荷物タグ
  • 電子ロック
  • 所有者を追尾する自走式スーツケースに搭載されたリチウムイオン電池、モーター、追跡機器(GPS)

スマートバゲージの輸送には制限事項が適用されます。詳しくは以下をご覧ください。

  • リチウムイオン電池のワット時定格量が100Whを超えないもの。ただし、運航会社が認めている場合は160Whを超えないものとします。
  • 取り外し可能なリチウムイオン電池を搭載したスマートバッグをお預け入れになるお客様は、電池を取り外して客室にお持ちください。取り外し可能なリチウムイオン電池を搭載したスマートバッグを機内へお持ち込みになるお客様は、ご搭乗前に電池をホルダーから取り外しておいてください。ホルダーから取り外した電池は、機内持ち込み手荷物の中に入れて機内にお持ちいただけます。取り外し可能な電池は、スマートバッグと別にしておく必要はありません。
  • 客室へ持ち込もうとされたスマートバッグを、貨物室に積み替えるために搭乗ゲートまたは機内でお引き渡しいただいた場合は、貨物室に搭載する前にリチウムイオン電池をスマートバッグから取り外していただく必要があります。予備の電池/モバイルバッテリーは、機内持ち込み手荷物として客室にお持ちください。