コスト回収手数料


デルタ航空予約規定 - Amadeus、Travelport/Galileo、Sabre、Worldspanでのデルタ航空予約に関するコスト回収手数料の告知

対象: Amadeus、Travelport/Galileo & Worldspan、Sabre Global Distribution Systems(GDS)をご利用の全てのユーザーが対象となります。これには、米国50州、コロンビア特別区、プエルトリコ、米国バージン諸島内の、デルタ航空指定の全てのARC(Airline Reporting Corporation)公認旅行会社、全ての非ARC公認代理店および旅行サービス業者、CTD指定の全ての代理店提携会社、旅行サービス業者、企業、および非デルタ指定のAmadeus、Travelport/Galileo & Worldspan、Sabre GDS登録者もしくはユーザーが含まれます(これに限定されるものではありません)(以下、上記ユーザーを総称して
(以下、上記ユーザーを総称して「GDSユーザー」、上記GDSを総称して「配布業者」と呼びます)。
差出人:Delta Air Lines, Inc.

コスト回収手数料(2007年8月01日より有効)に関して

デルタ航空では2007年8月01日より、デルタ航空の予約に際し、配布業者(前述)によるコストの高い配布製品の使用を選択するすべてのGDSユーザー(前述)から、コスト回収手数料を徴収しています。これらのGDSユーザーは、そのような使用に関するデルタ航空の手数料の増額分を共有することが要請されます。デルタ航空の予約には、「DL」便名のすべての予約が含まれます。

デルタ航空では、旅行会社パートナーおよび企業のお客様に対し、すべての配布媒体を通して当社のコンテンツを費用効率の良い方法で提供することを目標の一つとしています。そうすることで皆様に、デルタ航空を販売するために、ご希望の媒体を使用していただけるからです。デルタ航空の「優先予約商品」を使用する旅行会社およびその他のGDSユーザーの皆様は、デルタ航空のコンテンツへのアクセスを確保し、コスト回収手数料は免除されます。

一部の旅行会社およびGDSユーザーの方は、「優先予約商品」に該当しない、配布業者による商品を通じてデルタ航空のコンテンツにアクセスされています。これらの「その他の予約商品」はデルタ航空にとってより高額となっており、そのためこれらのチャネルを通してデルタ航空のコンテンツを使用されるGDSユーザーには、そうした高額のコストに対する支援策として、コスト回収手数料をお支払いいただきます。また、将来的にはそのようなその他の予約商品をご利用のGDSユーザーには、デルタ航空のコンテンツの利用をお控えいただく方策も検討されています。

以下に、デルタ航空のポリシーと手続きに関する概要を示します

1. 対象となる代理店および旅行サービス業者

これらのポリシーおよび手続きは、2007年8月01日以降に米国50州、コロンビア特別区、プエルトリコ、米国バージン諸島のGDSユーザーが行うデルタ航空のご予約すべてに対して適用されます。

2. コスト回収手数料

以下の手数料は2007年8月01日より有効です(前回の更新は2007年11月05日

予約窓口
予約窓口
商品
デルタ航空の予約に対する区間ごとのコスト回収手数料
デルタ

優先予約商品

  • www.delta.com
  • デルタ航空オンライン代理店サービス(OASC)
  • デルタ航空限定割引プログラム(EDP)
なし
Sabre
Galileo
Worldspan
Amadeus


  • SabreのEfficient Access Solution
  • GalileoのContent Continuity Program
  • WorldspanのSuper Access
  • AmadeusのContent Plus
なし
Sabre
Galileo
Worldspan
Amadeus


その他の予約商品

  • Sabre、Amadeus、Galileo、およびWorldspanのその他すべての製品
3.50ドル
*商品に関する詳細情報は、デルタ航空またはGDSまでお問い合わせください。

3. インボイス送付および決済

A.請求

a. 対象となるご予約 - GDSユーザーは、適用される配布業者によりデルタ航空に提供された予約データを用いて、「その他の予約商品」を通じて予約された旅客区間(支払い請求が可能な受動区間を含む)の合計に基づいて手数料を請求されます。たとえば、GDSユーザーがある配布業者の「その他の予約商品」を使用して、ATL-LGA-ATLの旅程で旅客1名のために2区間のPNRを作成する場合、この予約は2区間とみなされます。旅行会社が最終フライト区間(LGA-ATL)をキャンセルした場合、旅行会社に課せられるのは正味予約1区間分となります。

b. 支払請求周期 - 支払請求周期は各月の最初の暦日に始まり、最終暦日に終了します。コスト回収手数料の目的に関連する期間は次の通りです:「取引月」(コスト回収手数料が課せられる暦月);「報告月」(取引月の翌暦月);「回収月」(GDS ユーザーからのコスト回収手数料の決済が締め切りとなる暦月)。

c. 手順 - 通常、配布業者の「その他の予約商品」の使用に起因するコスト回収手数料は、取引月の終了後30日以内(一般的に報告月の最終日当日またはその前後)にGDSユーザーに対して請求されます。たとえば、8月の取引月分の請求書は、10月初旬頃に送付されます。


B.決済

a. 支払期間 - 該当するGDSユーザーは、請求日から30日以内にデルタ航空に全額を支払う必要があります。

b. 執行 - 請求日から30日以内に支払金額を領収できない場合、デルタ航空はその未払い総額をデルタ航空からのGDSユーザーに対する支払総額より差し引きます。これには、報奨金や手数料の支払いも含まれます。また、支払いの不実行はこの予約規定への違反とみなされます。デルタ航空指定のすべてのARC(Airline Reporting Corporation)公認旅行会社からのコスト回収手数料が未払いまたは未解決のままとなる場合、デルタ航空は(ARCの代理店レポート契約[Agent Reporting Agreement]およびこの予約規定に基づき)GDSユーザーへの書面による通告を行った上で、そのようなGDSユーザーおよび/またはそのようなGDSユーザーが存在する地域におけるデルタ航空の予約をすべて直ちに破棄する場合があります。非デルタ指定の登録者、非ARC公認代理店、またはその他のGDSユーザーからのコスト回収手数料が未払いまたは未解決のままの場合、デルタ航空は該当の配布業者に対し、そのようなGDSユーザーによるデルタ航空の予約能力を停止するよう指示することがあります。さらに、デルタ航空は可能なその他の手段を講じる場合があります。

c. クレジットおよび例外 - 請求にエラーがあったとデルタ航空が認める場合にのみ、クレジットが発行される場合があります。クレジットメモはGDSユーザーに対して発行され、そのようなクレジットメモは次の支払いの全額または一部に使用することができます。その他の例外は認められません。

C.サポート

a. 請求書には、GDSユーザーが請求に関する詳細および請求に誤りがあった場合の問い合わせ先情報が記載されます。

4. 登録者による承認

各GDSユーザーによるこれらの新しい規定および条件に対する承認ならびに同意は、そのようなGDSユーザーがデルタ航空の旅行会社として予約行為を継続する、および/または、場合によってはそのようなGDSユーザーがGDS経由でデルタ航空の予約を行う能力を継続するために必要となります。

デルタ航空の航空運輸サービス・商品の予約を引き続き行うことは、各GDSユーザーがこれらの新ご利用規約に対する合意を受け入れたものとみなされ、2007年8月01日以降に行われた各GDSユーザーによる最初の予約が、当該受け入れおよび合意とみなされます。

デルタ航空は、デルタ航空による通知をもって、記載されているあらゆるご利用規約をいつでも変更または改訂する権利を有します。