機内で安全にお過ごしいただくためのデルタ航空の取り組み

健康で安全なフライトのための、デルタ航空の6つの取り組み

デルタ航空ではお客様に健康で安全なフライトをお楽しみいただけるよう、積極的な対応を自発的に行なっております。

 

         1. 一にも清掃、二にも清掃

疾病予防管理センター(CDC)と世界保健機関(WHO)によると、キャビン内の表面の消毒はウイルスの拡散を最小限に抑える重要な方法の一つです。以下は、健康な空の旅を実現するために、デルタ航空が空港から機材までを対象に、高い有効性をもつウイルス除去製品を使用して実施している清掃法のいくつかです。
 
  • 機材 – デルタ航空は通常の清掃プログラムを強化するとともに、機内を消毒するために、医療機関で広く使用されている消毒プロセスを追加しました。フライトのたびに、清掃クルーが高品質の消毒剤と静電スプレーを使用して、機内を床から天井まで消毒します。その後、座席、ゲーム機、座席背面のスクリーン、窓、ドア、化粧室、その他機内でお客様の手が触れることの多いエリアなど、キャビン内のあらゆる表面を手作業で丁寧に拭き取ります。デルタ航空が実施する機材の清掃および消毒作業の詳細をご確認ください。

  • セルフサービス・チェックイン機 – タッチスクリーンは便利ですが、お客様は他のお客様が触れたのと同じ表面に触れなければなりません。そのため、1日に数回、セルフサービス・チェックイン機を消毒しています。お客様はチェックイン機を使用する代わりに、Fly Delta アプリをダウンロードしてスマートフォンからチェックインできます。「ゲスト」としてそのままサインインするか、デルタ・スカイマイル・アカウントを作成してください。アカウントの作成は無料で、何の義務も伴いません。 

  • ゲートエリア – デルタ航空は発券カウンターと空港ロビーエリアの他、ゲートエリアにおいても清掃スケジュールを増やし、カスタマーサービス職員が特定箇所を清掃したり、清掃回数を増やしたり、プロセスの中でさらに念入りに座席を清掃できるよう、すぐに使用できる備品を準備しています。 

  • 機内用ブランケット – ブランケットは清潔でなければ快適ではありません。そのため、ブランケットはすべて毎回フライトの後に機外に運び出し、業務用の機械で洗濯、乾燥のうえ折り畳まれます。ブランケットはプラスチックの袋に入れて機内に戻し、お客様に配られるまで保管されます。

 

         2. お客様の衛生管理をお手伝い

頻繁に手を洗う、目、鼻、口を触らないなど個人の簡単な衛生管理が、新型コロナウイルスやその他のウイルスの拡散を最小限に抑えるうえで重要になります。多くのお客様はすでにこのガイダンスに従っていらっしゃいますが、デルタ航空はお客様の衛生を保つため、他に次のような防護策を取り入れています。
 
  • 消毒用ハンドジェル – デルタ航空は、すべての発券カウンター、搭乗ゲート、ヘルプセンター、手荷物サービス・オフィス、スカイクラブに消毒用ハンドジェルを用意しています。最も多くのお客様が利用されるハブ空港から導入を開始しており、従業員もお客様もご搭乗前に利用することができます。

  • アメニティキット – 長距離国際線のお客様用のキットには、ハンドウォッシュまたはウェットティッシュが入っています。

 

         3. 機内の空気も清潔に

デルタ航空のすべての機材は、新鮮な外気、および高性能のHEPAフィルターでろ過され再循環した空気との入れ替えが行われています。このフィルターは、新型コロナウイルスなどのウイルスをはじめ、99.99%以上の粒子を除去します。

 

         4. 従業員は確実な情報と十分な備品で対応

成功の基盤となるのはデルタ航空の従業員であり、彼らの健康、安全、知識が何よりも重要です。従業員がお客様により良いサポートを提供できるよう、以下のような方法で従業員を支援してます。
 
  • 備品 – お客様と直に接する従業員に消毒用ハンドジェル、手袋、その他の保護具を支給するとともに、病気のお客様および病気のお客様と密接に接する介護人、客室乗務員、パイロットにはマスクを支給します。

  • 情報 – デルタ航空は、絶えず変化するCDCとWHOのガイダンスに迅速に対応し、それを従業員に伝達できるよう、中心となるリーダーおよび専門家を揃えた部門横断型の新型コロナウイルス対策センターを発足させました。一般的な最新情報および職務ごとのガイダンスは、従業員に常時提供されます。

  • コミュニケーション – デルタ航空のリーダーたちは、先週開かれたタウンホールミーティングでCDCの医師から学んだことを共有し、重要ポイントを全世界にいるすべてのデルタ航空従業員に伝えました。最前線にいる従業員たちは、そこで専門家の話を聞き質問する機会を得ました。

 

         5. 常に専門家と足並みを揃えて対応

デルタ航空の乗務員と旅客健康サービスチームはCDC(疾病管理予防センター)およびWHO(世界保健機関)と密接な関係をもっていますが、ガイダンスが絶えず変化している現在、健康な空の旅にとって必要なすべての予防策を確実に導入できるよう、連絡の頻度を高めました。そのため、デルタ航空におけるすべての健康および安全性に関する工程は、こうした機関の高い基準を満たすだけでなく、多くは基準を超えるものとなっています。

 

すべての人にとって健康で安全なフライトとなるよう、お客様にはご自身でマスクをご持参いただき、旅行ガイドラインに変更がないか各地の規制や命令をご確認いただきますようお願いいたします。

 

         6. 他の世界的大流行から学んだことを再活用する 

新型コロナウイルスは、私たちが初めて直面したパンデミックではありません。新型インフルエンザA(H1N1)やエボラから学んだことは、現在、お客様を守るための準備をするうえで役立っています。健康に関する出来事にはそれぞれ固有の要素がありますが、デルタ航空が過去に行なった対応は、新型コロナウイルスによる影響に対応するうえでも役立っています。万一お客様に感染の兆候が見られた場合、客室乗務員が自分自身と機内にいる他の人々の健康を維持できるよう、CDC(疾病管理予防センター)の推奨に基づき、機材には汎用予防キット、消毒用ハンドジェルや表面用除菌シート、その他の備品が装備されています。