サステナビリティへの取り組み
デルタ航空は、2050年までの二酸化炭素排出量「ネットゼロ」達成に向けて尽力しています。当社の使命は、より良い世界の創造を目指して手を取り合い、航空産業がサステナビリティの目標を達成できるよう日々邁進することです。
世界の航空業界は、その性質上、脱炭素化が困難なセクター(hard-to-abate sector)です。気候変動に対するこの野心的な目標を達成するため、当社は革新的な機材の導入、持続可能な航空燃料への投資、運営の改善などを通じた対策を進めたいと考えています。この目標を達成するには、技術革新、パートナーシップ、連携も必要となるでしょう。
当社の取り組みはそれだけにとどまりません。ご旅行のあらゆる場面で廃棄物を最小限に抑え、地上サービス用業務車両を電動化し、サプライヤーが独自にネットゼロ目標を設定することを奨励することにも取り組んでいます。

デルタ航空では、化石燃料から精製されたジェット燃料の10パーセントを、2030年末までに持続可能な航空燃料に置き換えることを目標にしています。持続可能なビジネストラベルの未来を支援するため、デルタ航空は業界に先駆けて法人のお客様との持続可能な燃料同意書の締結にも着手しました。
当社では、地球資源を最大限に活用でき、最高レベルの耐久年数と持続可能性を誇る機材の導入に取り組んでいます。2022年に69機の航空機を納入し、2019年以降に引退した航空機よりも座席マイルあたりの燃料効率が平均25%向上しました。デルタ航空では引き続きこの取り組みを推進しつつ、航空業界のイノベーターと提携して、次世紀のフライトに向けて道を切り開いてまいります。
デルタ航空では、100%リサイクルペットボトル素材の寝具、再利用可能な生分解性素材の食器、缶入りのプレミアムワインのご提供など、機内サービスでも環境に優しいさまざまな取り組みを行っています。こうした製品を使用することで、機内での使い捨てプラスチック製品の使用が年間で約490万ポンド(標準サイズの車およそ1,500台分の重量に相当)削減され、デルタ航空が行っているマイノリティの人々や女性が経営する企業への支援の大幅な増加にもつながります。
デルタ航空は、より持続可能で人間ファーストな未来を築くための取り組みを推進しています。デルタ・ワンおよびデルタ・プレミアムセレクトでは、B Corp認証を取得したアパレルブランド「Someone Somewhere」による手作りの上質なアメニティキットをご提供しています。この手作りのキットを導入することで、ジッパーや梱包材などの使い捨てプラスチック製品を削減することができ、プラスチック使用量を年間で最大9万ポンド削減することができます。
透明性へのコミットメント
デルタ航空の2022年のESGレポート(環境、社会、ガバナンスにおける取り組み)では、人と機会とをつなぎ、地球とそこに暮らす人々への理解を深めることを目指す当社の取り組みに関する最新データや洞察をご確認いただけます。
「2022年度ESGレポート」および「2022年度ESGレポート概要」を表示する
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ご注意: デルタ航空の企業責任に関するレポート(CRR)は2009年より発行しています。2018年以前のCRRをご覧になりたい場合は、sustainability@delta.comまでお問い合わせください。