国別規定


お子様の安全を確保するため、お子様が後見人と共に旅行する場合や、大人の同伴者のない未成年者として旅行する場合、より厳しい制限を設けている国もあります。詳しくは、お子様の旅行に関する出発国別のガイドラインをご覧いただくか、米国務省の旅行ウェブサイトをご覧ください。

ブラジル


ブラジルの法規制に基づき、ブラジル国籍を持つ18歳未満の国民が保護者の同伴なしで旅行する場合は、出国の際に追加書類を提示する必要があります。この規定は、二重国籍を持つ未成年者またはブラジルで出生したがブラジルの市民権を持たない未成年者にも適用されます。

情報:ブラジルの必要書類に関する詳細は、以下のリンクをクリックしてご覧いただくか、お子様の居住国の領事館にお問い合わせください。

18歳未満のお客様の渡航要件:

  • 親/法定後見人の1人のみと一緒に旅行されるお子様は、旅行に同行されない親/法定後見人が旅行を許可する旨を示した公正証書を携帯しなければなりません
  • 同伴者のいないお子様、または親/法定後見人以外の方とご一緒に旅行されるお子様は、両親がともに/法定後見人が旅行を許可する旨を示した公正証書を携帯しなければなりません
  • 18歳未満のブラジル国民の旅行に、ブラジル国籍を持たない海外居住の成人が同伴する場合で、(1) その成人が当該未成年者の親/法廷後見人ではない場合、または (2) 当該未成年者がブラジルで出生したがブラジル市民権を持っていない場合、司法認可が必要となります

例外規定:両親と一緒に旅行されるお子様、またはブラジル国外出身でブラジル国民でないお子様は、申請の必要はありません。

カナダ


14歳未満の未成年者がカナダを発着地としてご旅行される場合、ご両親や保護者、家庭教師の方の近くにお座席をご用意することができます。デルタ航空では、年齢層に応じて未成年のお客様が同伴者のすぐそばにお座りいただけるよう最善を尽くします。

  • 5歳未満の未成年者:隣のお座席。
  • 5~11歳の未成年者:1席以上離れない同列のお座席。
  • 12~13歳の未成年者:1列以上離れないお座席。

この措置に際し、座席の再割り当てが必要となる場合は、デルタ航空の担当者が空席状況に応じて対象となるお客様のお座席を変更いたします。また、ご搭乗時および離陸前に他のお客様に任意でお座席の変更にご協力をお願いする場合があります。そのため、ご希望に添えないこともありますのでご了承ください。ご注意:全就航路線で本措置を適用するよう努めておりますが、現時点ではカナダを発着地とするフライトを利用される未成年者のみが対象となります。

座席変更によって異なるご搭乗クラスへの移動が必要となることがあります。低位のサービスクラスへ移動となった場合は差額を払い戻しいたします。上位のサービスクラスをお選びになった場合は差額をお支払いいただきます。差額はご搭乗のサービスクラスによって異なります。

ドミニカ共和国


18歳未満のドミニカ国民および合法的な居住者が、おひとりで旅行される場合や片方の親、保護者、法定後見人または委任された代理人のいずれかと一緒にご旅行される場合は、未成年者の渡航申請がないと国外へ出ることはできません。その他特定の状況においても、ご旅行になる未成年者は、国外へ出るために未成年者の渡航申請が必要となる場合があります。ただし、別の国の国民または合法的な居住者でもあるドミニカ国民の方で、かつドミニカ共和国での滞在期間が6ヵ月未満の方は、本要件の適用対象外です。両方の親とご旅行になる未成年者またはドミニカ国民以外の方、合法的な居住者以外の方は、申請の必要はありません。ドミニカ共和国政府が定めるすべての要件を見る

イタリア


イタリア国籍をお持ちで、大人の同伴なしで国際線をご利用になる14歳未満のお子様は、以下の書類をご用意いただく必要があります。

  • 個別のパスポート(内閣通達No. 400/A/2012/23.1.3の付帯条項による)

および

  • 警察当局(「Questura」)が正式に承認した「Dichiarazione di Accompagno」の書類

現在の規定が次のお客様に適用されます: 

大人の同伴なしの未成年者として旅行される、14歳未満のイタリア国籍のお客様(必要事項)

  • パスポートに加えて、お子様が大人の同伴なしの未成年者としてご旅行されることを許可した、親または法定後見人による公証宣誓供述書をお持ちいただく必要があります。
  • この供述書は、親または法廷後見人の署名、および警察本部(Questura)による認証、当該未成年者が搭乗するフライトの航空会社名の明記が必要です。

例外規定:

  • 両親とご一緒に旅行されるお子様は、申請の必要はありません。
  • イタリア市民でないお子様は、申請の必要はありません。
  • UMNRとしてご旅行される14歳以上のお子様は、申請の必要はありません。

「Dichiarazione di Accompagno」の書類は、大人の同伴なしの未成年者がご自身で記入し所持している必要があります。パスポートと一緒に、未成年者旅行プログラム用の封筒に入れておいてください。大人の同伴なしの未成年者として旅行する場合の詳細を見る。

供述書のコピーは、出発空港にて5年間保管されます。承認書類が必要なお客様は、こちらをクリックしてください(イタリア語)。

アイルランド


18歳未満のお客様が保護者の同伴なしでアイルランドへご旅行される場合、アイルランド入国管理局のウェブサイトに記載されているとおり、以下の書類が必要となります。

  • お子様のご旅行を承認する保護者の署名が入ったレター(連絡先詳細も含む)
  • 保護者のパスポートまたは運転免許証のコピー(顔写真と保護者情報が分かるもの) 
  • 出生証明書または養子縁組証明書、後見人証明書または親が死亡している場合は死亡証明書 

非居住者の場合(上記に加えて):

  • お子様が滞在する場所の完全な住所 
  • お子様を受け入れる方の連絡先詳細

到着時、入国管理当局はアイルランド共和国への入国を許可する前に、お子様とお子様を空港で出迎える大人との関係性を確認する場合があります。

メキシコ


同伴者のいない18歳未満のお子様がメキシコを発着地とするご旅行をされる場合は、両親が旅行を許可する旨を示した公正証書とスペイン語への翻訳を携帯しなければなりません。この書類がない場合は入国を拒否されます。メキシコ政府が定めるすべての要件を見る

南アフリカ


未成年者とご旅行のお客様(大人の同伴なしの18歳未満の未成年者を含む)は、南アフリカ共和国への出入国の際に、追加の書類をご提示いただく場合があります。南アフリカ政府が定めるすべての要件を見る。

未成年者には以下の場合に改正済みの規定が適用されます。

1. 両親が未成年者と一緒に旅行する場合 –(必要事項)

未成年者が南アフリカ国籍の場合、有効なパスポートのほかに、その保護者は押印された出生証明書の原本または認証謄本を用意する必要があります。

未成年者が米国在住の外国人の場合、必要なものは有効なパスポートのみです。 詳細は下記の「免除事項」のヘッダーをご確認ください。

2. 未成年者に保護者1名のみが同行する場合 –(必要事項)

未成年者が南アフリカ国籍の場合、有効なパスポートのほかに、その保護者は押印された出生証明書の原本または認証謄本、および以下の該当する項目のいずれか1つを用意する必要があります。

  • 出生証明書に親として記載されている、旅行に同伴しない保護者による、未成年者が南アフリカに入国または出国することを認める旨を記した同意書 保護者の同意書が有効と認められるには、同意書が提示日から6か月以内に記載されたものであること、さらに旅行に同伴しない保護者の連絡先とパスポートのコピーが添付されていることが条件となります。
  • ひとり親または法定後見人の場合:親としての全責任/権利または法的後見人を認める裁判所命令
  • 出生証明書に親として記載されているもう一方の保護者の死亡診断書(該当する場合)

未成年者が米国在住の外国人の場合、必要なものは有効なパスポートのみです。詳細は下記の「免除事項」のヘッダーをご確認ください。

3. 実子でない南アフリカ国籍の未成年者と旅行する場合 –(必要事項)

未成年者が南アフリカ国籍の場合、以下の書類が必要です。

  • 未成年者の有効なパスポート
  • 出生証明書の認証謄本
  • 未成年者が非血縁者と旅行することを許可した、親または法定後見人による同意書
  • 未成年者の親または法定後見人の身分証明書あるいはパスポートのコピー
  • 未成年者の親または法定後見人の連絡先
  • 該当する場合は以下の書類も必要です。

    • 出生証明書に両親として記載されている両親の死亡証明書の認証謄本
    • 親としての全責任/権利または法的後見人を認める養子命令の認証謄本
    • 親としての全責任/権利または法的後見人を認める裁判所命令

未成年者が米国在住の外国人の場合、必要なものは有効なパスポートのみです。 詳細は下記の「免除事項」のヘッダーをご確認ください。

4. 大人の同伴なしの未成年者 –(必要事項)

  • 未成年者の有効なパスポート
  • 出生証明書の認証謄本
  • 親/法定後見人による、南アフリカへの入出国を認める同意書
  • 親/法定後見人の身分証明書または有効なパスポートのコピー
  • 南アフリカで子どもの引受人となる方からの書状(子供の居住先となる南アフリカの住所および連絡先を含むこと)
  • 南アフリカで子どもの引受人となる方の身分証明書または有効なパスポート(および、該当する場合はビザまたは永住許可証)のコピー
  • 親/法定後見人の連絡先
  • 該当する場合は以下の書類も必要です。

    • 出生証明書に両親として記載されている両親の死亡証明書の認証謄本
    • 親としての全責任/権利または法的後見人を認める養子命令の認証謄本
    • 親としての全責任/権利または法的後見人を認める裁判所命令

5. 代替的養護を受けている子ども –(必要事項)

未成年者が2005年児童法または1977年刑事訴訟法(代替的養護)の規定に基づく裁判所の命令により、里親、一時保護施設、小児青年保護施設に預けられている場合は、以下の書類が必要です。

  • 未成年者の有効なパスポート
  • 子どもの居住地の社会開発省州長による、南アフリカからの出国を認める書類

例外規定:

  • 南アフリカのパスポートで旅行する南アフリカ国籍の未成年者は、南アフリカへの入国時ならびに同国内旅行時に出生証明書を提示する必要はありません。
  • 有効な南アフリカのビザを所有する未成年者は、南アフリカの入国空港を発着する際、ビザ申請の一環ですでに提出されている身分証明書(出生証明書など)を提示する必要はありません。
  • 親の情報が記載されたパスポートを所持する未成年者は、出生証明書の提示も必要ありません。
  • 学校の団体旅行 — 南アフリカの移民局では、学校主催の旅行へのすべての未成年者の参加を認める書類として、学校長からの書状を受け付けています。
  • 南アフリカを経由するのみの場合は、出生証明書および追加の書類は必要ありません。