世界の健康と福祉


American Cancer Society

デルタ航空は米国がん協会(ACS)と15年超のパートナーシップを結んでいます。その活動の一環として、毎年従業員とお客様から200万ドル以上の寄付金を集めています。主な取り組みとして毎年行われているデルタ・デイ・オブ・ホープでは、世界中の空港から従業員が集結し、がんを克服した人々を称え、また愛する故人に思いをはせ、病気と闘う強い姿勢を打ち出します。ほかにも、デルタ航空は20人1組のチームで757型機を20フィート引っ張って最短時間を競う「ジェット・ドラッグ」というイベントを開催し、ACSへの寄付金を集めています。さらに年間を通して、ホープ・ボールといったACSのさまざまなプロジェクトへ資金提供しています。

アメリカ赤十字

デルタ航空はアメリカ赤十字社と75年を超える提携関係にあり、献血実績においてはトップの企業ドナーとなっています。2019年の会計年度中は、デルタ航空の従業員が合わせて13,064パイントの献血を行い、39,000人もの命を救いました。さらにデルタ航空は、「Annual Disaster Giving Program(ADGP、年次被災者支援プログラム)」の会員としてもアメリカ赤十字に積極的に協力しており、年間100万ドル規模の支援を行っています。サウンド・ザ・アラームへの資金提供もしており、これは米国家庭に煙探知機の設置を促し、火災で亡くなる命を救うプロジェクトです。アメリカ赤十字社との提携関係は、デルタ航空が1941年の第二次世界大戦中に献血を行った頃から続いており、これはデルタ航空にとって最長期間継続している非営利提携です。

乳がん研究財団

2005年以来、デルタ航空の従業員とお客様のご協力により、私たちは2023年の300万ドルをはじめ、乳がん研究財団(BCRF)に累計2,475万ドルを寄付しています。そして、皆様からの寄付金は、乳がん撲滅を目標とする重要な51件の研究プロジェクトの運営資金となっています。乳がんに対する啓蒙と研究資金集めを目的とする1カ月間にわたるデルタ航空のキャンペーンが、病気を克服した従業員によるフライト「ブレスト・キャンサー・ワン」にて始まります。キャンペーン期間中、当社従業員はピンク色の制服を着用し、ピンク色のレモネードやヘッドセットといった同色の製品を機内とデルタ スカイクラブで販売します。 

BCRFは、乳がんの予防と治療を主軸に活動する非営利組織です。同組織は世界中のがん研究に有意義な資金提供を行っており、腫瘍生物学、遺伝学、予防、治療、転移、生存に関する研究推進を支援しています。1993年にエヴリン・H・ローダーによって設立されたBCRFは、救命研究のために5億ドル以上の寄付金を集めています。2017年~2018年には、世界中の名だたる大学および医療機関に所属する科学者275名以上に、年間5,950万ドルの補助金を交付します。 

BCRFへの寄付詳細はこちらのサイトをご覧ください。スカイマイルで寄付いただける場合はこちらをクリックしてください。

チルドレンズ・ミラクル・ネットワーク・ホスピタルズ

デルタ航空と従業員は、チルドレンズ・ミラクル・ネットワーク・ホスピタルへの支援を通して、困難な病気を抱える子ども達の両親に笑顔をもたらしています。CMNHとデルタ航空は1997年から提携関係にあり、これまでの寄付金額は500万ドルにのぼります。当社は19カ所の小児病院を支援しており、そのうち13カ所はCMNの病院です。

ハビタット・フォー・ヒューマニティ

デルタ航空は1995年からハビタット・フォー・ヒューマニティと提携し、270棟の家を新築および再建してきました。2017年には、2,500名を超える当社従業員がボランティアとして自らの時間と能力を注ぎ、米国内で8棟、国外で12棟の家屋を建設しました。家を必要としている家族に、安全でしっかりした家屋を低価格で提供するためです。当社従業員は、提携航空会社と協力し、ハビタット・フォー・ザ・グローバル・ビルズを通じて家屋を建設するという伝統を受け継いでいます。2019年春、デルタ航空とゴル航空の従業員は、ブラジル、レシフェに6棟の家を建設しました。2018年の春にデルタ航空は中国東方航空と提携し、中国の広州北部の小さな村、サンクンに6戸の住宅を建設しました。