ナショナルモール
ナショナルモールは、ワシントンDCで必ず訪れたい場所です。この街の重要なモニュメント群や伝説的なスミソニアン博物館が点在する2マイル(3.2キロメートル)にわたる緑地帯は、この街を満喫するのにぴったりの場所です。
1829年に英国人化学者ジェームス・スミソンからアメリカ合衆国にその遺産が寄付され、「人類の知識の向上と普及を図る」目的でワシントンに設立されました。スミソニアン博物館は現在、ナショナルモールにある19の博物館や美術館群から構成されています。ウッドリーパーク内の国立動物園と同様に入場料は無料です。
スミソニアン博物館群でも特に人気の高い国立航空宇宙博物館では、数ある展示品の中からアポロ11号司令船とスピリット・オブ・セントルイスをぜひご覧ください。国立アメリカインディアン博物館には、アンデスやアマゾンからグレートプレーンズや北西海岸までのアメリカ大陸原住民の歴史に焦点をあてた800,000点以上の収蔵品が収められています。
さらに、ナショナルギャラリー・オブ・アートもお見逃しなく。スミソニアン博物館群とは別ですが、こちらもナショナルモールにあり、入場は無料です。中世から現代までの世界でも屈指の素晴らしいコレクションが収められています。
エンターテイメントと文化
ワシントンには、ナショナルシアター、ケネディセンター、フォード劇場などの名高い演劇施設があります。また、DC全体に、この街とジャズとの深いつながりを称える地元のバーや音楽スポットが点在しています(ジャズの先駆者デューク・エリントンの出身地です)。
歴史と政治
政治が身近であることは、ワシントンと結びつきの深いテーマです。地元の人々は、朝の通勤時に大統領専用車の行進に邪魔されることを当たり前としているようです。米国国会議事堂の見学ツアーに参加したり、ホワイトハウスビジターセンターを訪問してみましょう(アドバイス:さらに特別なツアーのチケットについては、お住まいの地域の議会または州の代議士にお問い合わせください)。国立公文書館を訪れて独立宣言書を、国立アメリカ歴史博物館では「星条旗」の元となった旗をご覧ください。
レストラン
最近、ワシントンのレストランシーンが急速な発展を見せています。豪華なお食事を楽しむなら、ダウンタウンのウエストエンドやイーストエンド、あるいは14丁目や「ショー」などの流行りのグルメスポットに繰り出しましょう。これらのエリアでは、ステーキハウスのボリュームたっぷりの料理から、ペンクオーターにある30品のコースを提供する斬新な地元のレストラン、ミニバーまでさまざまなお料理を楽しめます。キャピトルヒルに足を運び、最近ボナペティ誌上でアメリカ最高の新しいレストランと評された、ローゼズ・ラグジュアリーを訪れてみるのもいいでしょう。
D.C. は世界の味を楽しめる場所でもあります。素晴らしいエチオピア料理、中華料理、エルサルバドル料理、イタリア料理、そしてコロンビア料理があなたの味覚を満たしてくれます。その後は、戦争と呼ばれるほどその商戦が過熱しているカップケーキをぜひ試してください。Georgetown Cupcakes(ジョージタウン・カップケークス)の角を曲がるほどに長い行列は、今やこのお菓子が大きなビジネスになっていることを証明しています。Baked and Wired(ベイクド・アンド・ワイヤード)やSprinkles(スプリンクルズ)もお勧めです。