車椅子、スクーターおよび補助器具


私どもはバリアフリーなご旅行の重要性を理解しております。ご旅行中はお客様のご要望にお応えできるよう努めてまいりますが、お時間をいただく場合もございます。何卒ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。可能な限り最高のサービスをご提供できますよう、移動に関するご要望はご旅行の48時間前までにお知らせください。

 


デルタ航空の車椅子サービスのお申し込み


フライトをご予約いただきますと、以下から必要な車椅子サービスをお申し込みいただけます。デルタ航空では、個人用の電動スクーターはご用意しておりません。「旅程」の「アクセシブルサービス」からお申し込みいただくか、404-209-3434までお電話ください(リレーサービスをご利用の場合は711をダイヤルしてください)。 
エアポートチェア エアポートチェア

空港用車椅子

空港のカーブサイド/車寄せからチェックイン、セキュリティチェック、出発ゲート、ボーディングブリッジを経て航空機のドアまでご利用いただけます。

アイルチェア アイルチェア

通路用車椅子

ボーディングブリッジから機内に入り、通路を通って座席までご利用いただけます。

オンボードチェア オンボードチェア

機内用車椅子

航空機の通路およびほとんどの化粧室で利用できるよう設計された機内仕様の車椅子をご利用いただけます。

ご自身の車椅子またはスクーターでご旅行になるお客様


お客様が旅行される際には、移動補助機器の輸送も必要です。デルタ航空は手動式・バッテリー式の両方の機器の輸送を承ります。以下の手順に従ってご準備ください。

1. 車椅子またはスクーターの寸法を測る

ご使用の車椅子の最小サイズ(広げていない状態)の高さと幅を測り、以下に寸法を入力してください。測定は、お客様の車椅子が航空機に適合するかどうかを推定するものですが、ご旅行の承認を保証するものではありません。

お使いの車椅子が搭載可能かどうか調べましょう


車椅子の測定方法


測定単位を選択






2. お客様の機器の詳細をお知らせください


可能な限り最高のサービスをご提供できるよう、手動式車椅子、バッテリー式機器のいずれにつきましてもご搭乗の48時間前までにFly Delta アプリ、「旅程」ページからご連絡いただくか、404-209-3434までお電話ください(リレーサービスをご利用の場合は711をダイヤルしてください)。 

寸法

お使いの車椅子や機器が最小サイズ(広げていない状態)で最大寸法の要件を超える場合、ご搭乗機の貨物室に安全に収納できないことがあります。お客様のニーズに合う航空機を予約いたしますので、404-209-3434までお電話ください(リレーサービスをご利用の場合は711をダイヤルしてください)。

電池の種類

バッテリー駆動の機器については米国で定められた正しい危険物の取り扱い方法を遵守できるよう、48時間前までにご連絡いただくことをおすすめします。これはリチウムイオン、湿電池、ゲル電池などさまざまな種類のバッテリーに適用されます。

3. ご旅行の準備

  • ご旅行前に所要の「移動補助機器取り扱いフォーム」を印刷し、ご旅行当日にご持参ください。(ご記入いただくことで係員が最善の方法でお客様をサポートできるようになるため、お客様の機器が破損する可能性が低くなります)。事前にご記入いただくか、チェックイン時に係員とご記入ください。また、ご使用の機器の分解/再組み立て方法と、該当する場合はバッテリーの種類もご記入ください。
  • 車椅子またはスクーターに用紙を貼り付けてください(ご搭乗時にゲート係員が用紙を見てお手伝いいたします)。
  • ご使用の車椅子がバッテリー式でなく、手動で折りたたみ可能な場合は、機内で保管、フッターの注意事項を見るできる場合があります。ご旅行当日にゲート係員にお尋ねください。

補助器具をご利用のお客様


補助器具(杖、歩行器、松葉杖など)が必要な方も安心してお持ちください。機内でお預かりするものもあれば、ご搭乗時にゲートでお預かりするものもございます。ゲートで器具をお預けになった後、座席までの移動にお手伝いが必要な場合は、「待機アシスト」サービスやアイルチェア(機内用車椅子)のご利用をお申し込みください。

お客様の移動のニーズに合わせて、ご旅行をスムーズにお楽しみいただけるよう努めてまいります。医療機器または医薬品をお持ちになるお客様は、追加のご準備が必要となる場合があります。ご旅行前に「医療機器と医薬品」のガイドラインをご確認ください。 

移動補助機器を携行してのご旅行について


移動補助機器を利用してデルタ航空でご旅行になる際に、各場面で想定されることをご案内します。

移動に関するお手伝いは、ご旅行の48時間前までにいただいたお申し込みに応じて、空港ご到着後にカーブサイド/車寄せまたは発券カウンターのいずれかで開始されます。ご自身の移動補助機器をご使用の方は、Fly Delta アプリまたは空港のセルフサービス・チェックイン機でチェックイン後、ゲートにお進みください。デルタ航空の車椅子サービスをお申し込みになった方は、デルタ航空の係員にお声掛けください。特別サービスチェックインエリアまたは最寄りの車椅子待機エリアをご案内いたします。「移動補助機器取り扱いフォーム」をご記入済みの場合、機器をカウンターでお預けになる方は発券担当職員にお渡しください。機器をゲートまでご利用になる方はご搭乗時にゲート係員にお渡しください。

バッテリー駆動の機器について(チェックイン時)

バッテリー駆動の機器には、航空機の貨物室に立てて収納できるものもあれば、フライト前に分解して確認を行う必要があるものもございます。ご旅行前に機器のメーカーに横に倒しての搭載の可否をご確認いただき、空港で必要なお手伝いについては係員にお申し出ください。

移動補助機器取り扱いフォーム」は印刷してお持ちください。出発ゲートに到着されましたら、ゲート係員がお客様の車椅子またはスクーターの背もたれに用紙を貼り付けるお手伝いをいたします。また、以下の点にご注意ください。

  • ゲートで機器をお預けになる際に、取り外し可能な部品(ジョイスティック、シートクッション、ヘッドレスト、アームレスト、フットレストなど)を全て取り外して機内にお持ち込みください。また、ご自身で部品を取り外せない場合は係員がお手伝いいたしますので、機器の説明書をお持ちください。 
  • お預けになった機器を、お乗り継ぎの際にボーディングブリッジまでお持ちするか、バゲージクレーム(受託手荷物受取所)までお預かりしたままで良いかを係員にお伝えください。

ご搭乗の際は優先的に機内へお入りいただけます。優先搭乗のご案内時にご搭乗になるか、ご自身のゾーン番号のご案内時に搭乗されるかお選びください。お申し込みいただいたサービスによって、ご搭乗手続きが異なる場合があります。

空港用車椅子でのご搭乗

長い距離を歩いたり、階段を昇ったりすることができない場合は、車椅子の係員がボーディングブリッジの端までお連れいたしますので、そこから搭乗して座席にお着きください。

通路用車椅子でのご搭乗 
 
ボーディングブリッジから飛行機に乗り込む際、ならびに座席に着く際にお手伝いが必要な場合は、アイルチェア(機内用車椅子)をご利用ください。航空機の入口で、係員が機器からアイルチェアへの乗り換えのお手伝いをいたします。(安全に乗り換えていただけるよう、アイルチェアには胸と脚の部分にストラップがついています。何かご要望がございましたら係員にお伝えください。言葉でのご指示は最適なサポートをご提供する上でとても重要です)。移動用の車椅子に乗り換えたら、係員が機内へご案内し、座席までお連れします。

安全で快適な空の旅をお楽しみいただけるようお手伝いいたします。機内用車椅子での移動や機内持ち込み手荷物の出し入れは客室乗務員にお任せください。

機内用車椅子

機内では、通路および化粧室でご利用可能な機内仕様の車椅子をご利用いただけます。機内用車椅子での移動は、常に客室乗務員がお手伝いさせていただきます。客室乗務員はお客様を持ち上げたり運んだりすることはできません。

機材によっては、化粧室で機内用車椅子をご利用いただけない場合がございます。車椅子でご利用可能な化粧室について詳しくは下記をご覧ください。 

車椅子でご利用できる化粧室

当社の多くの大型機にはバリアフリーの化粧室があり、快適にご利用いただけます。バリアフリーの化粧室についてのご質問がある場合、またはお客様のニーズに合った機材やフライトをお探しするお手伝いが必要な場合は、404-209-3434までご連絡ください。

客室乗務員は化粧室内でのお手伝いはできません。お客様の車椅子への乗り降りや移動、投薬または注射の取り扱い等の医療行為は一切認められておりません。フライト中に上記のようなサービスが必要なお客様は、介助者または同伴者用の航空券のご購入をご検討ください。  

ご到着時の移動補助機器のお受け取りは、チェックイン時に係員にお申し出いただいた内容により、ボーディングブリッジでのお受け取りか、バゲージクレーム(受託手荷物受取所)でのお受け取りとなります。航空機でお受け取りになる場合は、ご到着時にデルタ航空の係員がボーディングブリッジまでお持ちいたします。バゲージクレーム(受託手荷物受取所)でお受け取りになる場合は、「大型手荷物用」のベルトコンベアよりお受け取りください。 

よくある質問


機器によっては、航空機の貨物ドアの寸法を超える場合や、大きすぎて立てて収納できない場合があります。一部の移動補助機器は横に倒して搭載することができますが、全ての機器が可能というわけではありません。ご旅行の前に、横に倒して搭載しても破損しないか、機器のメーカーにご確認ください。メーカーが縦置きを推奨している場合は、ご搭乗の48時間前までに404-209-3434までご連絡ください(リレーサービスをご利用の場合は711をダイヤルしてください)。  

米国で定められた正しい危険物の取り扱い方法に従い、お客様の機器を安全に輸送するため、ご搭乗の少なくとも48時間前までに、お客様の機器のバッテリーの種類をお知らせいただくことをおすすめします。機器のバッテリータイプがご旅行の準備に与える影響は次の通りです。

  • リチウムイオン電池に制限はありません。「ご自身の車椅子でご旅行になるお客様」セクションの手順に従ってください。 
  • 湿電池は特別な取り扱いが必要です。ご搭乗の48時間前までに404-209-3434へご連絡ください(リレーサービスをご利用の場合は711をダイヤルしてください)。 
  • 乾電池およびゲル電池も特別な取り扱いが必要です。バッテリーが横に倒した状態で輸送可能であることをメーカーに確認し、「ご自身の車椅子でご旅行になるお客様」セクションの手順に従ってください。 

バッテリー駆動の機器の取り扱いについて詳しくは、「バッテリーまたは燃料式機器のガイドライン」をご覧ください。  

デルタ航空でご予約いただいた全ての機材が機内用車椅子を利用可能な大きさであるとは限りません。お客様のニーズに合った航空機のご予約のお手伝いをいたしますので、お気軽にお問い合わせください。お電話は404-209-3434まで(リレーサービスをご利用の場合は711をダイヤルしてください)。
階段の昇り降りができない場合はご旅行前にお知らせください。フライトのご予約後、「旅程」ページまたはFly Delta アプリから、アクセシブルサービスをお申し込みください。お手伝いが必要な方は404-209-3434までお電話ください(リレーサービスをご利用の場合は711をダイヤルしてください)。 

はい。バッテリー駆動でない車椅子や移動補助機器が機内の保管スペースのサイズ制限を超えない場合には、折りたたみ式の機器をお持ち込みいただくことができます。車椅子に関しては、他の機内持ち込み手荷物より優先して対応いたします。

通常、機器の寸法は13インチ×36インチ×42インチを超えてはならないことになっていますが、サイズの制限は機材によって異なります。お客様の機器が収納可能か、あるいはお預けいただく必要があるのか、ご搭乗前にゲート係員にご確認ください。

収納可能な場合、デルタ航空の係員は、収納中に機器が不意に起動しないように確認作業を行う必要があります。この確認ができない場合、輸送中に電気がショートするのを避けるため、デルタ航空は電池用ポストコネクターから電池を取り外し、各ポストコネクターをテープで包装します。 

機器をゲートでお預けいただく必要がある場合、機器は目的地またはお乗り継ぎ空港のゲートで返却いたします。

はい。ご旅行のご予約時にお申し込みいただいたサービスの種類に応じて、お乗り継ぎ空港での移動に必要なお手伝いは可能です。
ご旅行前にアクセシブルサービスをお申し込みいただいた場合、ご要望に応じたサービスをご提供いたしますのでご安心ください。お時間をいただく場合がございますが、何卒ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。さらにお手伝いが必要な場合はデルタ航空の担当者にお申し出ください。 
デルタ航空が就航する各空港には経験豊富なComplaint Resolution Official(CRO/苦情相談担当者)が常駐しており、デルタ航空が障がい者関連の規定を遵守していることを確認し、ご旅行中に発生した問題の解決をお手伝いします。CROへのご相談はご旅行中いつでも承ります。
私どもは、お客様の移動補助機器はお客様の身体の一部であるということを理解しています。デルタ航空では、お客様の機器を慎重に輸送するよう最善を尽くしておりますが、万が一破損していた場合は空港からご出発になる前にデルタ航空の係員にお申し出いただき、Complaint Resolution Officer(CRO/苦情相談担当者)にご相談ください。空港を出発された場合は、404-209-3434までご連絡ください(リレーサービスをご利用の場合は711をダイヤルしてください)。お電話の際はフライトの詳細をお伝えいただくとより迅速なサポートをお届けすることができます。