マイアミ行きフライト


 

マイアミは豊かな歴史の中でさまざまな人種の影響を受けて形作られて来ました。数千年にわたって先住民が暮らしてきたこの土地は、やがてスペインや英国の統治下に置かれるようになります。19世紀後半にはオレンジの栽培に適した場所として繁栄し、その後はフロリダ・イースト・コースト鉄道の敷設によりこの地の開発はますます進み、人口も増加しました。「中南米の首都」の異名を持つマイアミは、中南米以外で最もラテン系アメリカ人の人口が多い都市です。20世紀半ば以降はハイチやホンジュラス、ニカラグア、そして特にキューバから多くの移民が流入しています。

市の西部に位置するリトルハバナは、1960年代にキューバ人によって作られたエリアです。カラフルな色彩に溢れ、本国以外では最も本格的なキューバ料理を満喫できるレストランなど、家族経営の店や会社がたくさんあります。また、このエリアでは年間を通して数多くの有名なフェスティバルも開催されています。

もちろんマイアミはバラエティに富んだビーチでも知られています。自然のままのビーチやパーティ会場として人気のビーチ、豪華なビーチや家族向け/大人向け、また犬連れで楽しめるビーチなどがあり、お好みのスタイルでお過ごしいただけます。砂浜で楽しみたい、あるいは陽気に騒ぎたい人も、次の海辺でのバケーションにはマイアミをお勧めします。美しく広がるビーチやおしゃれな雰囲気、スケールの大きなクラブシーンが待つマイアミへ、ぜひお越しください。

 

マイアミのダウンタウンのわずか8マイル(13キロ)北西に位置するマイアミ国際空港は、米国と中南米を結ぶ最大のゲートウェイです。一年に数百万もの人々が利用するこの空港には、座って食事ができるレストラン、テイクアウトショップ、バー、小売店、スパサービスなど、充実した施設が揃っています。デザインを重視する都市マイアミにあるこの主要空港では、旅客ターミナルの随所にコンテンポラリーなアート作品がたくさん飾られています。

マイアミ国際空港 (MIA)

  • マイアミ国際空港(MIA)ではレンタカー、相乗りバン、リムジン、タクシーをご利用いただけます。
  • また、公共交通機関であるマイアミデイド交通のメトロレールおよびメトロバス、そしてトライレールの通勤鉄道にも空港から直接乗車できます。
  • 空港内の移動には無料のMIAムーバーをご利用ください。到着ターミナルから各交通機関の乗り場までスムーズに移動できます。

ビーチ

この街で最も人気の観光地は、ビスケーン湾のバリアリーフに広がる美しいマイアミビーチです。この堡礁島にはサウスビーチ、ミッドビーチ、ノースビーチの3つの主要なエリアがあります。南フロリダの暖かい気候のおかげで、マイアミでは1年中いつでもビーチを楽しむことができます。

数マイルにわたって伸びる砂浜は、砂のお城を作ったり日光浴を楽しむのに理想的。ターコイズブルーの海はダイビングやシュノーケリング、パドルボード、カヤック、ウィンドサーフィン、釣りを楽しむのにぴったりです。また、多彩なグラスボートツアーに参加して、ボートから海の生き物やサンゴ礁を観察するのもいいでしょう。

マイアミのきらめくビーチでちょっと変わったことをしたいなら、水上飛行機や熱気球に乗って景色を眺めてみませんか。水路を巡ることができるヨットクルーズをレンタルするのもお勧めです。

デザイン&文化

1920年代から、マイアミビーチの一角ではアールデコ様式の建物が建てられるようになりました。マイアミのアールデコ地区は1979年、20世紀に作られた地区としては初めて、米国国家歴史登録財として承認されました。1923 年から 1943 年の間に建てられたパステルカラーのアパートやホテルは、ミッドセンチュリースタイルの理想的なビーチリゾートの特徴を今に残しています。歴史ある800の素晴らしい建造物のほとんどは、ポートホールウィンドウや船で使われているような手すり、ガラスブロック、曲線の壁、きらきらと輝くクロムメッキを施した金属といったアールデコ様式の特長を備えています。

また、マイアミには多数の美術館・博物館、文化施設もあります。アーシュトセンターなどの施設ではバレエやオペラ、オーケストラ、ミュージカル、モダンダンスなどを鑑賞できます。マイアミ美術館やフロリダ国際大学のフロスト美術館、ロウ美術館、現代美術館、バス美術館などでは、古代から現代にかけてのアートやデザインの豊富なコレクションを展示しています。

ラテンのムード

マイアミでラテンの趣を体験するのにぴったりな場所と言えば、キューバの影響を受けているエリアの社会、政治、文化の中心であるリトルハバナです。近隣で最も賑やかなエリア、カジェ・オチョには、アートギャラリーや土産物店、本場の味を楽しめるレストラン、シガーショップなどが建ち並び、シガーショップではトルセドールがキューバ産の種から育った葉を手巻きで巻く様子を見ることができます。ドミノパークにもぜひ立ち寄ってみましょう。ここではキューバ人の老人たちが毎日コーヒーを片手にドミノを楽しんでおり、それが公園の名前の由来にもなっています。

レストラン

マイアミはそのユニークな、ニューワールド(ヌエボ・ラティーノ)料理で世界中に知られています。1990 年代に生まれたこの料理は、中南米とカリブの伝統と地元の農産物、そしてヨーロッパの技が融合したものです。地元料理のほかにも、昔からある海辺のカフェやステーキハウスもたくさんあり、中華料理、日本料理、中東料理、ペルー料理、イタリア料理が楽しめるさまざまなレストランもあります。マイアミおよびこの地の料理の優れているところは、シーフードや地元産の食材だけではありません。マイアミには著名なシェフもたくさんいます。

産地直送の食材を使った料理にこだわりたいなら、Michael’s Genuine Food & Drink(マイケルズ・ジェニュイン・フード&ドリンク)は外せません。ジェームズ・ビアード賞の受賞シェフ、マイケル・シュワルツの哲学は、地元産の新鮮なオーガニック食材を気取らない料理に仕上げることです。ベジタリアンも肉が大好きな人も、ペスクタリアンも、誰もが満足するメニューが揃っています。

ラテンの影響を感じられるお店をお探しならChez Le Bebe(シェ・ル・ベベ)へどうぞ。スペイン料理やフランス料理、アフリカ料理と融合したハイチ料理を、カリブ産の食材を使用して作っています。カウンターで注文して料理を待ちましょう。料理はたいていライスの上におかずをのせたシンプルなスタイルですが、ニンニクや玉ネギ、唐辛子がしっかり効いたパンチのある味付けです。

ラテンの影響を強く受けてはいるものの、マイアミがあるフロリダ州は間違いなくアメリカ南部に位置しています。南部を代表するモダンな料理を楽しみたい方は、サウスビーチのYardbird(ヤードバード)でフライドグリーントマトのBLTや塩漬けチキンのフライなど、さまざまな絶品の南部料理をどうぞ。

ナイトライフ

夕食の後には、躍動するビートで活気づいたサウスビーチのナイトクラブがあなたを待っています。現地の人々や世界から集まったセレブたちに混じって、解放された気分を味わってください。可能であれば事前に電話で予約を。そうすれば長い列に並んで時間を無駄にしなくて済みます。

ビーチフロントのリゾートや人気のパーティ会場を備えたホテル、おしゃれなブティックホテルなど。宿泊したいところがどんなところでも、マイアミには数日間のわが家と呼ぶのにふさわしいホテルやリゾートがあります。

1940年に建てられた豪華なローリー・ホテルは、『コンデナスト・トラベラー』誌でサウスビーチのアールデコの「貴婦人」と称賛されてきました。贅沢でモダンな客室を備えた、歴史ある珠玉のこのホテルは、コリンズ通り沿いに建ち、最高のオーシャンフロントの立地をお楽しみいただけます。

ビーチでの滞在をリッチ&シックに楽しみたい方には、デラノ・ホテルがお勧めです。設計を手がけたのは、フランスの有名デザイナー、フィリップ・スタルク。清潔で気持ちの良い、白を基調にしたモダンな客室は、とても爽やかな印象です。

スパを満喫するバケーションなら、スタンダード・スパ・マイアミビーチへ。トレンディなこのホテル&スパはビスケーン湾にある人工島のひとつ、ベル島に位置しています。その贅沢なスパにはハイドロセラピーと入浴を中心としたメニューが充実しているほか、健康を重視したお食事を楽しめる地中海風のレストランとジュースカフェもあります。

言うまでもないかも知れませんが、マイアミは「太陽が輝く州」と呼ばれるフロリダで最も人気がある都市です。マイアミを訪れるのに悪い季節はほとんどありません。もちろん夏は暑くて湿度が高く、7月の平均気温は華氏83度(摂氏28度)です。一方、冬は短くて暖かく、1月の平均気温は華氏70度(摂氏21度)です。一年を通して熱帯気候のマイアミですが、5月に始まる雨季には注意が必要です。雨季は10月中旬まで続き、この期間の終盤にかけてはハリケーンが発生する確率が高くなります。